「はなや」安心野菜を目指して。

 
   

平成元年に施設で切り花栽培を始めるまでの我が家は、
両親とその前の世代たちで古くから野菜栽培をしておりました。

我が家のある「松ヶ島町・丸の内」は
丸の内という呼称が残っていることから分かるように
古くはお城があった街でした。

そして、そのお城が今の松阪公園のあるところに移動して
この地区から無くなった原因と言われるのが、
周りがすべて海であったから(城主蒲生氏郷が怖がった?)
・・・と小さい頃から教えられてきました。

我が家が農産物栽培を営んでいる場所は、
この地区の地形を見ると「すべて海」であったとさえ言われてます。

この何十年かの間に堆肥や他からの土をたくさん入れたこともあって
一見ずいぶんと「肥えた土」に見えますが、
雨がたくさん降った後などもさらりとはけてしまう
「砂質土壌」であります。

海の底(?)であったところで農産物栽培をしているというのを考えると
少しロマンを感じたりもしますが、
実際は花や野菜を作るに当たって
ずいぶんと泣かされたのも事実です。

が、その反面、葉っぱ物を中心とした野菜栽培に
やはりとても都合のよい土壌であるというのも
最近痛切に感じているところです。

我が家で作る野菜たちが食卓に上るに当たって、
あまりにもみすぼらしくみっともない物であっては
どれだけ食味が美味しいと主張しても半減してしまうわけですし、
かといって作業性や見た目だけを重視しすぎて
「食品であること」を忘れてしまっては元も子もありません。

安心して食べていただきたい、
そして安全を勘違いせず食べるということが
とても大切であるということを知っていただきたい、

色んな思いが詰まった「はなやが作る野菜たち」なのです。

どんな奴が作ってるのか
というのを知っていただきたくて書き始めたブログですが、
なかなか更新するのがおっくう(?)でして・・・、
けれど読んでいただけたら嬉しく思います。

 




 

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